内閣改造 田中真紀子 入閣 狙い

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野田佳彦首相が行った内閣改造で、入閣する１８人の顔ぶれが３０日夜、決まりました。
１８人の閣僚のうち１０人を交代させる大幅改造となったが中でも目玉は
田中真紀子元外相を文部科学相に起用した事。


田中真紀子氏の入閣の狙いはなんなのか？


田中真紀子氏といえば、昭和生まれの方なら誰でも（？）知っている田中角栄元総理の娘。
父同様の独特のダミ声と歯に着せぬ発言で市民には人気である。

しかし、田中真紀子氏は外相時代に小泉純一郎政権を揺るがす言動を繰り返し更迭された過去がある。
田中真紀子氏に振り回された官僚たちにとっては「悪夢の再来」。
次期衆院選に背水の陣で臨む首相にとって、政権に混乱をもたらし崩壊に導く危険性がありそう。

では、何故田中真紀子氏を入閣させたのか？

諸説色々あるが、

・悪化した中国との関係改善
・次期衆院選対策

大きくこの二つだという。


中国との関係改善に関しては、父：田中角栄元総理が日中国交正常化をしており
実際、日中国交正常化４０周年に合わせ、中国側の招待で訪中していた。
日中関係が悪化している中で中国との関係を重視する姿勢をアピールする狙いがある。

次期衆院選挙対策についても、田中真紀子氏が会見で
「人気のない内閣で問題は山積している。できることから情報開示を進めたい」と
話しているとおり、現在の民主党の支持率は低迷。
アンケートでも支持する党は現在自民党が４割近くを集めるなど苦しい状況に立たされている。
選挙を見据えて、支持率アップを狙うための田中真紀子氏の入閣。

果たして吉と出るのか？凶と出るのか？

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